日本最大級の定番スポーツイベント

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と言えば。いろいろなメジャーイベントがある中で、これもひとつ。小学校の運動会。

子どもの頃も、親になっても、孫ができても。家族や地域総出で、グランドに集まって子どもたちの活躍の姿を応援し、PTA競技に参加し、一緒にお昼のお弁当を食べる。春や秋の気持ちのいい季節に行われる学校行事ではあるものの、ある意味地域のスポーツイベント、スポーツフェスタ的な。。

それぞれの地域性がありながら、歴史や伝統、慣習などが色濃く表現され、時代に応じ、また規模に応じて様々なプログラムが組み込まれた一日イベント。

そんな、子どもたちの小学校の運動会に参加させてもらいました。

チーム分けされたそれぞれのチームで、応援しながら「走ったり」「跳んだり」「投げたり」「踊ったり」。子どもたちも興奮気味で、暑い中楽しい一日を過ごしているようでした。

 

木陰から、そんな運動会を眺めながら、以前、相方がお世話になっていた、ある山あいの小学校の運動会の運動会のことも思い出しました。

小規模校で、全校生徒50名程度だったかと。結婚後のことで、ちょうど産前休暇を頂いている頃、運動会のお手伝いに伺ったのですが、前日の準備のテント張りやグランド整備、ライン引きから、当日の丸一日。道具係のテントで、PTAの方々とご一緒させていただいた事がありました。

ちょうどお昼前の時間、スタンダードなプログラムだと、全校児童での踊りの時間、いろいろなタイプのものが有りますが、地元の盆踊りや、お祭りでの踊りなどを披露されるところも結構多いと思いますが、こちらの小学校もそうでした。

ただ、趣が違ってて。

校舎を背にして、グランドがあって、その向こう側が川、その川と国道を隔てたその先に山々が連なる風景の中、子どもたちに加えて、一緒に参加していた保育園児、消防団、老人会その他テントにいる人の多くが、輪に加わって。

BGMは、マイクを通して子どもの生歌民謡。

山あいの小学校のグランドに、子どもの歌声が響き渡り、その歌声に乗せて、みんなで輪になって踊っている風景。

備品のテントの中で、ひとり涙が出たのを覚えています。

ああ。。。地域スポーツのイベントって、その原点にはこういう風景があるんじゃないのかな?

地域にいるみんなが、誰にお願いされたわけでなく、寄りあって、子どもたちの走る姿を見て目を細め、おじいちゃんおばあちゃんが自転車の輪を転がして孫より先にゴールし、一緒にテントで朝早くから家族で作ったお弁当を食べ。

こういうシーンこそ、スポーツを通した地域の結びつきを強く感じ、そこに住む人達が、豊かに楽しく過ごす時間。

あの日、夜の懇親会にも参加させていただいて、前に引っ張り出され、一言挨拶しなさいとご指名いただきましたので、この事を話したのですが。

その後、沢山の方々からお声掛けいただき、「ありがとう」「そんなふうに思ったことなかった」とお話しながら、美味しいお酒を頂いたところまでの記憶で。

そんな日本的スポーツプログラムである「小学校の運動会」が地域にいかに根づいているか、愛されているかを考えると、これこそ日本版スポーツのスタンダードプログラムのひとつかなぁと思ったり、そうすると、他にどんなのがあるかと言えば、ああラジオ体操とかかなとか。。。またこれは別の話になりますが。

 

あらためて。。

あって当たり前だったことは、当たり前すぎてその価値に気づきづらい。上記のことも外からきた私が感じたからこそ、改めて一つの価値として、地元の方々の価値になったのだとしたら。

そういう価値を作り出し、お伝えすること!!という事もひとつですが、逆に言えば、むしろ外から来たものが、何か新しい価値を作って、地域のためにというような事は、むしろお邪魔なことであったり、「地域の力が無くなっている」「コミュニティの希薄化」と言ってるのは「誰」なのか。

ひょっとしたら、実際に地域に住んでいる人たちは、誰もそんなこと思ってなくて、そう評している人、評論家?研究者?コンサルタント?が、余計なおせっかい、愛ある詐欺師的な介入で、地域の事をかき回しているだけだとしたら。

 

とは言え。。。いえいえ。。

困っている人、困っている地域、ああしたいこうしたいという願いに対するお手伝い。またそんなお手伝いをしたいという人の活動環境。

NPO活動の従事者。「労働」という考え方と、「活動」という考え方。活動を行った上での対価と労働した分に対する対価としての賃金。このあたりの感覚が、まだまだ一般的な価値観や、法制度がNPO活動には追いついていないのかなぁと思ったり、逆に追いつかないってことは、必要ない、必要とされていないのかなぁと思ったり。

いやいや。。がんばろう。(*^-^)ニコ